少年期 / Shonenki
少年期 少年期は終わりを告げ
どうやら僕は大人になるんだ
電信柱の影長く伸びてゆく
アスファルトの画用紙
書きかけの地図を広げた
バスケットボール連れてどこまでも行くよ
ポケットにラムネ菓子とお気に入りの石
持ってさ
路地裏の迷宮にまよい
背の高い草を分けては
ブロック塀乗り越え進もうよ
ガラスの欠片 ガラクタの宝物
拾い集めては
枕元に置いて夢を見た
少年期 少年期は終わりを告げ
どうやら僕は大人になるんだ
何でだろう胸の奥がざわめいては
夕焼けが恋しくなったんだ
大嫌い 大嫌いを繰り返してた
少年でいることを許されていたのに
少年期 少年期の目映さには
目がくらんで立ち尽くすこともあるけど
運命を自らで選ぶ自由を
携えて歩き出せるよ